こんにちは
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
「一生懸命頑張っているのに、なぜか心が不安定」
「いつも誰かの意見に振り回されてしまう」
そんな風に感じたことはありませんか?
実は、幸せに生きるためには、目に見えない「心の土台」と2つの「ジリツ」が必要なんです。
神戸メンタルサービスのカウンセリング講座『傾聴を学ぼう〜本音を受け取る聞き方〜』の一部をブログにしました。
「心の土台」を育むのは、たった一つの体験
人生を支えるしなやかな土台。
それは、ありのままの自分を、誰かに遮られず、評価されず、ただ理解してもらという経験から育まれます。
遮られることも、評価されることもなく、「あなたはそうなのね」と受け止めてもらうこと。
その体験が、人を信じる力(信頼感)と、自分を肯定する力(自己肯定感)へと繋がっていきます。
そして、この「心の土台」がしっかりしてくると、私たちは自然と次のステップへ成長していくことができるのです。
似ているようで違う、2つの「ジリツ」
「ジリツ」には2つの漢字があります。
自立と自律、似ているようで違うのですが、どちらも「心の土台」がしっかりしてこそ、身につくものです。
自立とは、一人で立つこと。
他人に頼りすぎず、自分で判断し、自分の選択に責任を持つことです。
「親が言うから」「パートナーがこう思うから」と、誰かに委ねるのではなく、自分の足で自分の人生を選んでいく姿勢です。
自律とは、自分を律すること。
自分の感情や衝動に振り回されず、感情をコントロールする力のことです。
強い怒りを感じるような場面でも、その感情に飲み込まれて相手にぶつけないという「選択」ができる力です。
「今は怒っているな」と客観的に捉え、冷静な振る舞いを選べる、これは人の中で生きていく上で、とても大切で重要な力です。
カウンセラーが大切にしていること
私たちカウンセラーも、日々この「自律」を大切にしています。
例えば、目の前で強い感情を向けられるような場面があったとしても、自分自身の恐れや怒りに飲み込まれるのではなく、プロとして最善の振る舞いができるよう、自分の心を律しています。
感情をしっかりと感じながらも、それに支配されない。
この姿勢こそが、クライアントが安心して本音を話せる「安全な場所」を守ることに繋がると思っています。
また、家族や社会、他人と関わる生活の中では、カウンセラーでなくても「自律」を意識し、大切にされている方は非常に多いと思います。
そこで重要なのは、「感情を感じてはいけない」「怒りや恐れを感じることが悪い」ということではないということ。
決して自分に嘘をつかないということです。
なぜ「土台」が先になければいけないのか
とはいえ、2つの「ジリツ」は、無理に、上手にやろうとしなくても大丈夫。
「人を愛しなさい」「人と繋がりなさい」あるいは「衝動を抑えて頑張りなさい」「自分を整えなさい」と、そんなアドバイスを自分に課すことがあります。
しかし、土台が整っていない状態で無理に頑張ろうとすると、かえって孤独を深めたり、我慢や自己否定を強めたりしまうこともあるのです。
それは、生きづらさという現実を引き寄せます。
焦って「ジリツ」しようとする前に、まずは不安定な土台を整えること。
その土台を一緒に作っていくことが、カウンセラーの大切な役割だと私は考えています。
カウンセリングで、遮られず、評価されず、ただ理解してもらう体験を積み上げることで、自分が本当にしたいこと、自分の本当の幸せを見つけていくことができるのだと信じています。
人との繋がりの中で育つ力
そもそも、2つの「ジリツ」は、決して一人きりで身につけられるものではありません。
安心できる「人との関係」の中でこそ、育まれ、成長していくものです。
人との繋がりがあるからこそ、自分で立つ力が育ち、自分を律する力が身につきます。人と繋がりながら生きる力になり、自分を整え続ける力になるのです。
この「自立」と「自律」は、私たちが自分らしく、幸せに生きていくために、とても大切な宝物のような力。
その力を身につけ、できるようになれば、環境に左右されない、穏やかな毎日がやってきます。
カウンセリングでは、そのお手伝いをさせていただきます。
「心の土台」を作る、「ジリツ」する、その一歩を一緒に踏み出していきませんか?
