こんにちは、
カウンセリングサービスのなかやしのぶです。
今日は、ひな祭りですね。
皆さんにはひな祭りにどんな思いがあるでしょうか?
うちには娘がいるので、お雛様も市松人形もあります。女の子のお節句は、華やかで可愛らしくて、おばさんになった私も心が弾むようです。
昔は、お雛様も嫁入り道具のひとつだったそうで、娘のお雛様も、私の両親が買ってくれたものです。
「かわいい、かわいい」とそんな言葉が飛び交って、みんなが娘の幸せを願って、初節句を迎える娘はみんなの希望でした。
私の心が弾むのも、自分の初節句のあたたかい記憶がどこかに残っているのからかもしれません。
実はうちには、もう一つお雛様があります。
私が勤めている老人ホームの利用者の娘さんが、吊るし雛のお人形を作ってくださったのです。とてもかわらしくて、今でも大切にしています。
私が老人ホームで働くことになったきっかけは、父親の介護がしたくて手技を習うためでした。
そんな事情を知っていたその娘さんは、父が亡くなってしばらくしてからこんな言葉も掛けてくれました。
「お父さんは時々ふっとそばにやってくるよ」「私の父も時々風になってやってくるの。風がふわっと流れて、今お父さんが来たなって思うのよ」と、私の背中に手を当てながらそう優しく言ってくれたのです。
私は、ひな祭りの時期になって、お雛様を見ると、この出来事を思い出します。
そして、自分に差し出された愛がたくさんあったことを改めて感じて、心から感謝をします。
いろんなカタチの愛がある
ただかわいいと心から思い伝える愛もあれば、静かに見守る愛もあります。
自分が欲しかったものを、愛しい人に与える愛もあります。
手を貸して助ける、信頼して待つ、一緒に喜びや悲しみを分かち合う、そっと寄り添うという愛もあります。そして、ありがたいと感謝する愛もあります。
自分が欲しいカタチでなくても、人は自分なりのカタチで愛を差し出すものです。愛にはいろんなカタチがあるのです。